監督:熊坂出
出演:桜庭ななみ
太賀
竹富聖花
岡山天音
つまらなくはないんだけど、テンポが悪くて無駄に長い。意図不明の間が多いんだよね。
あと、そもそも「人狼ゲーム」のルールがよく分からない。実際はプレイヤー間でどういうやりとりをするものなのか知らないが、この映画じゃ、毎晩の投票ぐらいしか推理する材料がない。まあ、極限状態の心理ドラマにはなってるけど、推理ゲームの体をなしていないぞ。
登場人物も、一人はデブとか、オタクとか、ヤンキーとか、もちっと特徴的にしてくれたほうが分かりわすくていいと思う。
それでもシリーズ作品が次々と作られてるから、そこそこ人気だったんだろうな。
ところで、桜庭ななみ演じる、読書が趣味だという主人公。最近面白かった本として「進撃の巨人」を挙げていたのは、わざとか?! 「それはマンガで、読書とは言わんだろう?!」というツッコミはさておき、本人が実写版「進撃の巨人」に出ているから、ネタにした? 公開年を見ると、この作品が2013年、実写版「進撃の巨人」が2015年なんだけど、この作品の撮影時点ですでに「進撃の巨人」に出ることが決まっていたり、撮影が始まっていたりしたのかな?・・・と、どうでもいいシーンが印象に残ってしまった。
鑑賞日:2020年8月30日
製作:2013年・日本