☆ 人狼ゲーム

監督:熊坂出
出演:桜庭ななみ
   太賀
   竹富聖花
   岡山天音

 つまらなくはないんだけど、テンポが悪くて無駄に長い。意図不明の間が多いんだよね。

 あと、そもそも「人狼ゲーム」のルールがよく分からない。実際はプレイヤー間でどういうやりとりをするものなのか知らないが、この映画じゃ、毎晩の投票ぐらいしか推理する材料がない。まあ、極限状態の心理ドラマにはなってるけど、推理ゲームの体をなしていないぞ。

 登場人物も、一人はデブとか、オタクとか、ヤンキーとか、もちっと特徴的にしてくれたほうが分かりわすくていいと思う。

 それでもシリーズ作品が次々と作られてるから、そこそこ人気だったんだろうな。

 ところで、桜庭ななみ演じる、読書が趣味だという主人公。最近面白かった本として「進撃の巨人」を挙げていたのは、わざとか?! 「それはマンガで、読書とは言わんだろう?!」というツッコミはさておき、本人が実写版「進撃の巨人」に出ているから、ネタにした? 公開年を見ると、この作品が2013年、実写版「進撃の巨人」が2015年なんだけど、この作品の撮影時点ですでに「進撃の巨人」に出ることが決まっていたり、撮影が始まっていたりしたのかな?・・・と、どうでもいいシーンが印象に残ってしまった。

鑑賞日:2020年8月30日
製作:2013年・日本


− ビデオ感の目次に戻る
− 映画関連コーナー目次に戻る
− トップに戻る