監督：清水崇
出演：綾野剛
　　　成田凌
　　　岸井ゆきの
　　　内野聖陽

　この映画の紹介を読んだ時は、もっとエログロナンセンス的な作品かと思ったのだが、意外に真面目で拍子抜けするほど分かりやすかった。道徳的というのか、教育番組的というのか。おそらく原作はもっとカルト的なのでしょう。実写映画化に際して一般ウケを意識したのかな。

　前半は主に綾野剛と成田凌の掛け合いなので、普通に楽しかった。しかし私はどうにも岸井ゆきのが嫌いなので、後半は微妙。別に役者が全員美男美女じゃなきゃいけないわけでは、もちろんないが（伊藤沙莉とか富田望生とか、好きだし）、岸井ゆきのは自分で自分を結構可愛いとか勘違いしていそうな感じが常にあふれ出ていて、どうにも我慢できない。

鑑賞日：2021年７月25日
製作：2021年・日本