監督：大友啓史
出演：岡田将生
　　　生田斗真
　　　大森南朋
　　　織田梨沙

　生田斗真って、名前はよく目にするけど、初めて見た気がする。こんなに濃いというかバタ臭いというか特徴的な顔の人だったんだ。びっくり。

　岡田将生目当てで見た作品で、岡田将生は期待通り格好良かったんだけど、大森南朋がウザ過ぎる。不自然に高級車や豪邸ばかり出てくるのも、何の意味があるのか不明。なんで遺留品を猫ババするようなセコい刑事がジャガー乗ってんだよ？！　いくらなんでもジャガーは猫ババできんぞ。それに、自分を撃つ力が残ってるんなら絹子撃つだろ、普通。

「絹子」にも超嫌悪感覚えるし、ってか、そういう役だからそれが狙いなんだろうけど。しっかし、よくもまああんなにイヤな顔（＝適役）の少女を見つけてくるよなぁ。しかも、他の作品にあまり出ていないから色がついていなくて、先入観なくムカつける・・・

　まあウザいキャラやムカつくキャラがガンガン出てくることで、生田斗真、岡田将生、松坂桃李などのイケメン正義感の格好良さが際立つという部分は否定できないが・・・

　それと、まさかとは思ったが、やはりあの冴えないおっさんが椎名桔平だったとは、驚き。

　内容は途中までなかなか面白くて、長いから半分ずつ２日に分けて見ようと思っていたのに途中で止められず、結局最後まで一気に見てしまったほど。しかし、中盤までの面白さに比べて終盤がかなり尻すぼみで期待外れ。突っ込みどころ満載で、こんだけ長くしといて何も解決していないし謎解きも中途半端に放置。最後の平和な映像も、とってつけた感バリバリ（ってか、犬が見る映像は色彩に乏しいんじゃなかったのかよ？！）。

　で、結局、「トップシークレット」って何のことだったの・・・？？？

鑑賞日：2017年８月10日
製作：2016年・日本