監督:高橋伴明
出演:萩原聖人
裕木奈江
山本太郎
「あさま山荘事件」に突入する前段階のお話。
解釈がちょっと難しいというか・・・。劇中劇中劇みたいな場面、メイキングのメイキングみたいな場面など、いろいろ交錯していて、自分がどの視点から見ていればいいのかわからなくなる。
連合赤軍(でいいのか?)を演じる若者たちが劇中で語っているように、連合赤軍の行動は狂気以外のなにものでもなく、ほんのみじんも理解できない。ここでもやっぱり解釈が難しく、作り手が何を言いたかったのかわからない。連合赤軍を描きたかったのか、元赤軍の監督を中心に描きたかったのか、連合赤軍を演じる若者たちを描きたかったのか・・・。全部にしては、焦点ぼやけ過ぎ。
まあ、インパクトはあった。
鑑賞日:2003年2月27日
製作:2001年・日本