☆ 光

監督:大森立嗣
出演:井浦新
   瑛太
   橋本マナミ
   長谷川京子

 原作を読んでおり、かなり強い印象が残っている。あれをどのように映像化したのかと興味を覚えて見てみたが、時間的な制約があることを考慮しても、原作の足下にも及ばないデキでありました。

 突っ込みどころ満載なのだが、何よりも昭和40年代かと思うようなBGMが唐突に何度も始まるのに辟易。最初は笑えていたが、だんだんうるさくなって腹が立ってくる。監督の自己満足としか思えない、意味不明のズームやロングショットもないほうが良かった。極限までコストを削減したというか、映像で表現することを放棄した津波には、苦笑しかない。

 子役の顔も、しょぼすぎ。もうちょっと可愛い子、いなかったのか?! 監督の趣味? あのしょぼい顔がどう成長したって長谷川京子みたいな美人にならない・・・

 一番、気にくわなかったのは最後。これで終わりかよ、みたいな。私としては、原作の終盤はタイトルの意味にもかかわってくるし、かなり重要だと思っているんだけど、この映画で家族は再生しなくていいと言っているのか、あるいはロケ費をケチったのか。

 瑛太の演技はかなりいいんだけどねぇ、映画全体としては残念なデキでした。

鑑賞日:2018年10月3日
製作:2017年・日本


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