監督:関和亮
出演:永野芽郁
広瀬アリス
菜々緒
大島美幸
くっだらなくてバカバカしいけど、面白い。序盤は、こんなペースで展開してしまって本当に2時間持つのか???と心配になるほどペースが速かったのだが、次々と予想を超える新キャラが登場して、最後までまったく飽きなかった。何も考えずに単純に笑えて、このストレスが充満するコロナ禍に見るのに最適な映画かもしれない。
なんといっても、女性キャストが秀逸。登場しただけで思わずニマニマしてしまうような極端な外見と極端なキャラ。最高!
あと、男性による女性キャラも、爆笑モノ。あまりの不気味さに、出てきただけで大笑いできる。一体全体どうすると遠藤憲一、勝村政信、松尾諭、丸山智己を女性ヤンキーにしようという発想が出てくるのか。素晴らし過ぎる!
眉毛ナシ小池栄子は、最後のエンドロールで名前を見るまで小池栄子だと気付かなかったよ。すばらしく怖い。
アクションに関しては、本職じゃないのは分かっているから難しいことは言いません。それでもカメラワークと編集でそれなりに見せてくれたのは立派! 大したもんです。笑えるからオッケーです!
・・・にしても、森崎ウィンだけは、ちょっとショボ過ぎないか??? あれだけの「女傑」たちにホレられる「あこがれの君」役なんだから、弱っちぃなら弱っちぃでもいいけど千葉雄大ぐらい「可愛いインパクト」があるキャストにしてほしかったなぁ。
鑑賞日:2021年12月4日
製作:2021年・日本