監督:阪本順治
出演:稲垣吾郎
池脇千鶴
長谷川博己
渋川清彦
稲垣吾郎は好きなのだが、最初のほうは「もう見るのを止めようか」と迷うほど、彼が演じる主人公のキャラがイヤだった。でも見続けて良かった。主人公といい息子といい、最初は気にくわなかったキャラが途中からだんだん好きになってきて、最後は全力で応援していた。
長谷川博己はなんだかいつも同じようなキャラで、もうイラつきもしないというか、どうぞその道を究めてください、という感じ。つい先日、「サイレント・トーキョー」を見たばかりだけど、最近、自衛隊員のPTSD物って多いのかな・・・?
一番すばらしかったのは池脇千鶴。ちゃんと笑わせて、きっちり泣かせてくれる。すごいなあ。まさに名優だよな。
みんな、悩み苦しみもがきながら、理不尽と戦いながら、それでもみんな、生きていく。
炭焼きの様子は興味深く、絵的にもとても美しい。
鑑賞日:2021年4月28日
製作:2018年・日本