監督:行定勲
出演:窪塚洋介
柴咲コウ
山崎努
ぐっとひきこまれる冒頭シーンが実にいい。つかみはばっちり。続けて、さらにたたみかけるような、息つく隙を与えない展開。
ところどころ、独特な演出がなされているが、目障りに感じるほどではない。窪塚演じる主人公の家族がこれまた滅茶苦茶なんだけど、不思議と不快感を与えない。終盤の主人公の心の底からの叫びは、完全にふっきれてて悲壮感もなく、ほとんど痛快。
今をときめく人気者、窪塚洋介。初めてじっくり見ました。独特の雰囲気がいいね。
ところで、朝鮮籍から韓国籍に簡単に変えられるなんて知らなかった。ホントかね?
鑑賞日:2002年4月26日
製作:2001年・日本