監督:佐藤東弥
出演:松坂桃李
綾野剛
剛力彩芽
濱田龍臣
鈴木亮平
特撮とCGとコスチュームにあんだけ金使って、もうちょっとなんとかならなかったのかねぇ・・・。
主役5人も、ビジュアル的には割と良かったと思うのに、みんな驚くほど演技が白々しくて下手だし。綾野剛とか鈴木亮平とか、普段はもっと上手じゃん、なんでこんなんなっちゃったの・・・??? 濱田龍臣だって、いつもはもうちょっとマシでしょ? 松坂桃李と剛力彩芽の他の作品は知らんけど。
あと、非常に重要な役である「ナオミ」が、ゲジゲジ眉毛で地味くさくてちっとも美人じゃないっての、ホントにどうよ?! 他にもっと似つかわしい役者がいくらでもいるでしょ! 子ども時代を演じた子役のほうがよっぽど美人だわい。
岸谷五朗も、アニメを意識したんだろうけどあの外見、ちょっと勘弁してって感じ・・・。
そもそも基本になるストーリーが滅茶苦茶(それなら1カ月でとっくに人類殲滅されてるでしょ! それなのに、どうしてみんなあんなに緊張感なく普通に生活してるんだ?!)。いちいち個別のネタに突っ込むのもバカバカしいぐらいすべてがダメ。脚本最悪、演出も最悪。別にオリジナルに忠実にしろとは言わないが、まったく別個の映画として見たって、ひど過ぎる。興行成績がさんざんだったのも、納得。なにしろ、一度は最初の15分で見るのを止めてしまったぐらいだったもんね(中断して「TOKYO TRIBE」を見たら余程面白くて、その流れで鈴木亮平を3本立て続けに見ることになってしまったよ)。日を改めて、なんとかがんばって見ました。中盤を過ぎると、さすがに登場人物に対する愛着も多少は出てくるので、なんとか最後まで見られた。
でもって、あの最後のシーンには、何か意味があったんでしょうかね? よもや好評だったら、続編でも作ろうとしたとか・・・??? あり得な〜〜〜い。
ってか、どうせ大コケするに決まってるのに、どうしてこう次から次へと、飽きもせず懲りもせずアニメの実写版映画を作ろうとするかなぁ・・・
鑑賞日:2015年1月22日
製作:2013年・日本