監督:宮地昌幸
声の出演:寿美菜子
宮野真守
小西克幸
宮本佳那子
どんなお話なのか全く分からずに見始めた。見ているうちに、里見八犬伝をベースに、架空の江戸時代を舞台にしたお話だと分かってきた。
これがまた、意外に見応えがあって面白かった。原作小説があるらしいが、映画の脚本もいい。絵は雑なところもあるが、ストーリーを損なうほどではない。たくましい足を地にしっかりとつけている主人公少女のキャラも、犬塚信乃がモデルであろう妖艶な優男も、とても魅力的。
遠い昔、NHKが平日の夕方に人形劇を放送していた。ネタ元が分かってからは、そのシリーズで見た人形劇版「里見八犬伝」や、前後して読んだ小説版「南総里見八犬伝」を思い出しながら見ていた。あの人形劇シリーズ、またいつか見たいな。DVDになってるのかな? 少年ドラマシリーズといい、70年代のNHKって良質な青少年向け番組をたくさん作ってたよな。NHKオンデマンドとかで見られたりするのかなぁ? いつか老後の楽しみに、片っ端から見たいなぁ。
鑑賞日:2019年11月3日
製作:2012年・日本