☆ DRIVE

監督:NICOLAS WINDING REFN
出演:RYAN GOSLING
   CAREY MULLIGAN
   BRYAN CRANSTON

 人妻に惚れた孤独な男が愚かな選択を繰り返し、どんどん泥沼にはまっていくお話。

 何を考えているのか分からない主人公は適役だと思うけれど、それにしても一体全体あんた何者・・・?! なんでそんなに冷血で強いのさ・・・?

 つまらない訳じゃないんだけど、なんだか今ひとつ。前半なんか、「これってサスペンスじゃなくてラブストーリーだったの?」と困惑、それも全然共感できないタイプのラブストーリー。そもそもCAREY MULLIGANが全然良くないし、共感できない。

 それに、10代で子どもができて結婚してダンナが刑務所に入ってるようなヤンキーが、なんであんないい部屋に住んでんのさ? そこら辺からしてもう、リアリティがない。ストーリー上、エレベーターがあるアパートじゃないとまずかったんだろうけどさ。

 セリフも少なく主人公の過去の説明もなにもなく、ただただひたすら、映像の格好良さだけを追求した作品という感じ。

鑑賞日:2012年5月21日
製作:2011年・アメリカ


− ビデオ感の目次に戻る
− 映画関連コーナー目次に戻る
− トップに戻る