監督:飯田譲治
出演:妻夫木聡
SAYAKA
山田孝之
藤木直人
Netflixの「あなたへのお勧め」にリストされたから何気なく借りて見たけど、今いちだった。映像的には「THE ROAD」を思い出したり(「ドラゴンヘッド」のほうが先だけど)、ストーリー的には1978年頃に放送していた、確か「サバイバル」というタイトルの連続ラジオ小説を思い出したり・・・
それにしても、これはちょっと絶望的過ぎる。気が滅入るというか重くなるというか、よくこんな作品をメジャーな会社がいくつも参加して製作したよな。だらだらと長くて、最後どうなるのか知りたいがために我慢して見続けている感じ。映画だからストーリーがある程度ご都合主義なのは仕方がないにしても、結局なんなの???って感じだし。いくらイケメンスターを何人も出したって、これは興行的にちょっとダメでしょ。結構お金かかってそうなのに、もったいない。ドラゴンヘッドというタイトルも、原作では意味があるんだろうけど映画だと意味不明。
妻夫木聡自体は決して悪くないんだけど、SAYAKAはどうでもいいっていうか、あの程度の学芸会レベルの演技でいいならちょっと可愛いかったら誰でもいい。見終わってみて、ふっきれた山田孝之だけが妙に印象に残った。
鑑賞日:2011年6月28日
製作:2003年・日本