監督:DAVID CRONENBERG
出演:JEREMY IRONS
GENEVIEVE BUJOLD
HEIDI VON PALLESKE
そこそこ評価が高いし、クローネンバーグは好きなほうなので見てみたのだが、なんだかなぁ。かなり意味不明で、共鳴できる部分がまったくない。ヘンタイ映画ならヘンタイ映画でいいのだが、それにしては中途半端だし、現実か妄想か分からない部分も多々。
JEREMY IRONSの演技は大したものだと思うけれど、それだけに気色悪さがいっそう際立つ。とにかくひたすら気色悪い。顔も結構、キショいしね・・・。
近い時期のクローネンバーグ作品と比べると、「ザ・フライ」のほうが百万倍いい(なのに映画サイトなどの評価は、こちらのほうが高いという謎)。ただ、一人二役でちゃんと双子に見える撮影はなかなか見事ではある。
どうでもいいけど、昔は人工呼吸と一緒に心臓マッサージを行わなかったのか???
鑑賞日:2020年1月10日
製作:1988年・カナダ