監督:FREDERIC GARSON
出演:MIA FRYE
GARLAND WHITT
RODNEY EASTMAN
フランス映画なのに、英語だし、舞台はニューヨーク。なんだか不思議な感じ。
ミア・フライアがとにかくすごい。あの完璧な肉体は、まるで人間じゃないみたい。もちろんスタイル抜群なのだが、外見だけではない。関節も筋肉も、動く角度も速度もタイミングも、とにかくすべてが完璧なのである。さらに、踊る体に合わせて、何本もの長い三つ編みの髪がまるで生きているかのように躍動する。もしメデューサが実在したら、彼女の蛇はあんな風に体をくねらせて宙を泳ぐのだろうか。
海辺とかプールサイドとかクラブとか、ジムとかダンススタジオでもいいんだけど、横にあんな人がいたら、自分と見比べてしまって生きていくのが嫌になるだろうなぁ・・・
ところで、監督もリュック・ベッソンかと思っていたけど、原案と脚本だけだったのね。
鑑賞日:2002年3月4日
製作:1999年・フランス