監督:SCOTT DERRICKSON
出演:KEANU REEVES
JENNIFER CONNELLY
KATHY BATES
「人類が滅亡すれば、地球は生き残れる。」って、日本では本当にこんなコピーだったの? 思いっきりネタバレじゃん。映画見る前にこんなコピーを読んだら、楽しみが半減するよ。
・・・という、コピーにある通りのメッセージはすごくいい。1951年の作品のリメイクらしいけど、そんな昔から環境破壊を問題視した映画があったんだね。でも映画として盛り上がりに欠けるし、終わり方も半端だなあ。CGなんか、映画館の大画面で見たらド迫力で良かったのかもしれないけど、脚本はもうちょっと練ってほしかった。
っていうか、普通に考えたら、まずホワイトハウスやペンタゴンを襲撃するだろ。いや、せっかくのメッセージ映画なんだから、絶対に襲撃すべきだ。さらに、モンサントとかIOCとかエクソンとか原子力関連施設とか、そういう環境破壊の象徴的団体や施設は片っ端から無に帰して、見ている者の溜飲を下げてくれよ。
でも実際問題、人類は永遠に変わらないよ。現実にこういうことが起こってもおかしくないぐらい、救いようのない生き物だよ。
ところで、ウィル・スミスの息子はもっといろいろな作品に出てきてもおかしくない感じなのに、学業優先なのかな?
鑑賞日:2009年5月16日
製作:2008年・アメリカ/カナダ