監督：DARREN ARONOFSKY
出演：NATALIE PORTMAN
　　　VINCENT CASSEL
　　　MILA KUNIS
　　　BARBARA HERSHEY

　どこまでが現実で、どこからが妄想や幻覚なのか、最後まで分からないところが少々消化不良。ご想像にお任せします的な映画は好きじゃないので・・・

　でもまあ、それなりに迫力があって、そこそこ面白かったし入り込めた。思いっきりクセのある演出家（VINCENT CASSEL）とか、いかにも悪っぽい同僚（MILA KUNIS）とか、絵に描いたような最悪の母親（BARBARA HERSHEY）とか、主人公の繊細さをひきたてるナイスキャストな濃い脇役たちに囲まれて、NATALIE PORTMANが一人だけ無垢に見えてなかなか素晴らしい。

鑑賞日：2012年５月22日
製作：2010年・アメリカ