監督:深作欣二
出演:ビートたけし
藤原竜也
前田亜季
山本太郎
娯楽作品として単純に面白かった。問題作としてさんざん取りあげられていたけど、なんだかマンガみたいでとてつもなく非現実的。ここまでぶっ飛んでれば逆に問題ないんじゃない?!って感じ。これを真面目に取り上げて暴力的だのなんのと議論するなんて、実に馬鹿馬鹿しい気がする。怖さで言えば、ロボコップに出てくる超荒廃した近未来の街とか、ブレードランナーの世界のほうがずっと怖い。
ビートたけしは、この役をこれほど適切に演じられる人は彼しかいないだろう、と確信できる適役ぶり。ほかは、安藤政信演じる殺人狂(?)がいい味出してて良かった。
鑑賞日:2001年9月10日
製作:2000年・日本