監督:狩山俊輔
出演:吉沢亮
杉咲花
岡山天音
柄本佑
確かにこれは、青くて痛くて脆いわ・・・。
開始13分でいきなり自己ネタバレ???とか、いきなり3年後???とか思ったら、なるほどね。そういう展開ですか。予備知識ほとんどなしで見たので意外性はあったけど、登場人物の誰にも感情移入できないのがなんともつらい。
そもそも、始めたばかりのボランティアサークルがたかが3年で、なんであんな広告研究会みたいになっちゃうのか、まったく分からん。そこに、誰も彼もミイラ取りがミイラになって取り込まれちゃうところも、謎。団体自体も、「てん」という人物も、そんなに魅力的には描かれていないけどなぁ。
登場人物は基本的にみんな痛いんだけど、吉沢亮演じる主人公が特に痛い。3年もネチネチ思いを貯めてたのかよ。普通、あれだけイケメンだったら(イケメンじゃなくても)とっとと忘れて次に行くっつーの。金銭授受がなくたって個人情報の無断譲渡は非難されて当然。それでなんで自分をさらすのかもさっぱり分からん。
光石研演じる先生も、全く理解できないし。熱血先生にしては気色悪すぎる。親でもないのに一人の生徒にあんなに執着するのは異常。あり得ない。ってか、もしかしてただのロリコン男ですか?
鑑賞日:2021年9月28日
製作:2020年・日本