監督:JEAN-PIERRE JEUNET
出演:SIGOURNEY WEAVER
WINONA RYDER
遅ればせながら今頃、見た。何しろ、ずっとレンタル中ばかりで、やっと借りられたのだ。3作目のエイリアンが妙にちゃちくてコメディのようだったのに比べ、今回のエイリアンは再び不気味でおぞましい。
あらすじは誰もが知っているとは思うが、前作で死んだはずの我らがスター、リプリーがクローン人間になって復活する。人間と言ってしまっていいものか迷うが、とにかく今回のリプリーは普通の人間ではないだけに最強だ。ウィーバーは、顔も体もごついのでドレスなどを着ると全く似合わず不細工に見える。しかし、コンバット・スーツに身を包むと、えらく格好良くてきれいなのである。
ストーリーは想像がつくと思うが毎回同じようなもので、要するに宇宙船のエイリアンを何とか退治して脱出、地球に帰るというもの。今回は、登場人物の味付けもなかなか美味しい。エイリアンの気持ちがわかる(?)リプリーってのが少々不気味だが、まぁ元々不気味な映画だし。
しかし、ウィーバーはいい俳優なんだが、シュワルツネッガー並に芸風が狭いかもしれない・・・。
鑑賞日:1998年7月4日
製作:1997年・アメリカ