監督:本広克行
出演:佐藤健
綾野剛
城田優
玉山鉄二
かなりぶっとんだストーリーだけど、映像も出演者も格好良くて面白かったので「☆☆+」。CGが中心で、佐藤健のリアルアクションが期待していたほど多くなかったのが、少し残念。
一番驚いたのは、合成かと思うような綾野剛の上半身の見事な肉体美。あの、1シーンだけのために、あれだけの肉体を作り上げるとは。いやぁ〜、役者ってスゴいもんだねぇ・・・。誰にでもできることじゃぁ、ない。でも、努力に見合うだけのインパクトは与えられたと思うぞ。綾野剛、見直した。
それにしても、どちらに味方していいか分からないストーリーって、観客にとって悩ましい。佐藤健演じる主人公はもちろん応援したいし、でも綾野剛と城田優の亜人チームにも味方したいし。アナーキー気質の(?)私としては、9・11ばりに厚生労働省ビルに飛行機が突っ込む場面はスカッと爽快。
余談だけど主人公の妹、自分のために頑張ってくれてる兄に対して冷たすぎない? あんな状況に陥ったら、普通誰でも、もっとガンガンに愚痴言うぞ。
鑑賞日:2018年4月21日
製作:2017年・日本