監督:黒澤明
出演:志村喬
三船敏郎
宮口精二
木村功
200分を超える超長編でありながら、しかも常に画面の中で「事件」が起こっているわけでもないのに、不思議と退屈しない。さすが名画、さすが名監督。後々、世界中で多くの映画関係者に多大な影響を与えたという話にも、大いに納得。
登場人物が多いけれど、上映時間を気にしていない(?)だけあって、それぞれの人物描写がていねいで感情移入しやすい。戦のシーンの迫力も、50年以上前の映画とは思えない。やっぱり「世界の黒澤」なんだなぁ・・・
鑑賞日:2007年10月10日
製作:1954年・日本