監督:ウォン・カーウァイ
出演:トニー・レオン
チャン・ツィイー
木村拓哉
ちょっと難しい映画だな。まあ、単純に映像だけ見てればいいのかもしれないけど。赤を基調にした画面の中で、俳優たちも衣装もセットも、とってもきれいだから。
タイトルから近未来SF物かと思っていたら、舞台は1960年代だった。60年代に、2046年をイメージした小説を書く男・・・という、過去と未来が入り混じった設定。登場人物のほとんどが寂しく孤独で、刹那のぬくもりがほしくて相手を求める。
トニー・レオンって、7:3にすると風貌がすっかりスケベオヤジだなぁ。チャン・ツィイーのやつれた感じが、なんか良かった。
鑑賞日:2005年10月8日
製作:2004年・香港