びっくりするほどシンプルなストーリーだった。どんでん返しの類いや「実は・・・」といった裏がない、珍しいぐらいストレートな分かりやすいお話で、余計な頭を使わないで済む分、見事なCG映像に集中できる。
「THE CITY OF A THOUSAND PLANETS」の雰囲気は、なんだか妙に懐かしいような、昔どこかで見たような、日本の未来物アニメによく出てきそうな、ぶっちゃけ、「コブラ」みたいな感じ。BESSON監督がファンだったりしてな、ははは・・・。
えらい童顔だけど(とても30には見えない)大してイケメンなわけでも背が高いわけでもいい体してるわけでもない主人公が、だんだん格好良く見えてくるところがミソ。ヒロインも、最初はえらく立派な眉毛ばかりが気になるのだが、だんだん感情移入して応援したくなってくる。
宇宙連邦(みたいなの)のお偉いさんがハービー・ハンコックなのには笑った。
製作:アメリカ
鑑賞日:2017年7月26日
映画館:EDWARDS WEST COVINA STADIUM 18
ウエスト・コビナ