年の瀬の映画ハシゴは、ロッキーとこれ。やっぱ幸せな映画を観て、明るい気分で新年を迎えたいもんね。お久しぶりのGEORGE CHEUNGも見られて、さらに幸せ。
WILL SMITHが走る走る。とにかく、走りまくっている。自分のために、息子のために、走る走る。お疲れさまでした。
息子役で、実の息子でもあるJADENは、実にかわいい。彼の笑顔を見ているだけで幸せな気分になれる。
この作品は、「子連れホームレスから億万長者になった男の実話に基づいたサクセスストーリー」だと、広くメディアで宣伝されている。だから、最後はハッピーエンドだと、最初から分かっているのだ。「彼は本当に成功できるんだろうか?!」「息子の運命は?!」といったハラハラドキドキはない。それなのに、どうしてこんなに多くの人がこの映画を観るために劇場に足を運ぶのか?(※大ヒットしている) みんな、安心したいんだろうな。安心して幸せな気分になりたいんだろうな。
終わり方がちょっと尻切れトンボ気味で物足りなかったけど、でもいい映画です。暖かくて幸せな気分になりたい人、必見。
鑑賞日:2006年12月30日
映画館:UA CINEMA 6
マリナデルレイ
URL:http://www.sonypictures.com/movies/thepursuitofhappyness/