これ、面白い。すごく好き！　久しぶりに「おすすめ」マークつけちゃいます。

　深刻な話のはずなのに、なぜか最初から最後まで和やかな微笑みを浮かべながら見られてしまう、とっても素敵な作品。特に東京での戦闘場面は、クライマックスのはずなのに突っ込みどころ満載で顔がついついにやけてしまう。別に馬鹿にしているわけではなくて、とっても楽しくて面白いんだよ〜。イエーガーが４体並ぶ構図は戦隊チックだし、「カイジュウ」が富士のすそ野を上るビジュアルはウルトラマンチックだし、「いや、まだシェルターに避難してない人いっぱいいるから」とか、いつの時代設定だか知らんけど「あんなにでかでかと100均の看板かよ」とか、「富士山どんだけ近いんだよ？！」とか、もう本当に楽しいから・・・

　下手に正義を振りかざしたり、説教くさかったり、しないところが、またいい。

　菊地凛子は、前作よりマシとはいえ相変わらず鬱陶しいブリッコ演技だけれど、役柄としてはかなり美味しい。新田真剣佑は、まったく存在感なし。ジン・ティエンは、りりしくてなかなか素敵。

製作：アメリカ
鑑賞日：2018年４月７日
映画館：EDWARDS WEST COVINA STADIUM 18
　　　　ウエスト・コビナ