9才の娘がなぜか、「美女と野獣」よりもこちらを観たいと言う。予告のどこがそんなに気に入ったのか、「美女と野獣」のほうがハズれなしに子どもでも楽しめそうじゃん、こんなん9才児が理解できるのか?などと思いつつ、渋々(?)鑑賞。
でもって、なにより主役が今いち・・・。JUDE LAWに食われまくり。CHARLIE HUNNAMはワイルドで強そうではあるけど、全然ノーブルな感じがしない。いかにも高貴でカリスマティックなJUDE LAWのほうが、ずっと王様に似合っている。年齢的にも、主役はあと10才若くないと、絶対におかしい。
やたらと場面が切り替わる編集も、鬱陶しいし分かりにくい。もちろん回想シーンはあっていいけど、何度も何度も細切れに切り替えるの止めてほしい。
クライマックスの一騎打ちも、ほとんどCGの特殊効果で、なんか興ざめ。役者のアクションなんか、どうでもいいって感じ。ちゃんと人間が演ってる「特撮」好きの私としては、こういうのは好みじゃない。大事なのはコンピュータ技術者の腕で、役者なんかどうでもいいって感じじゃん、なんか・・・。
製作:イギリス/オーストラリア/アメリカ
鑑賞日:2017年5月14日
映画館:AMC Puente Hills 20
ロウランド・ハイツ