製作陣の、東宝のゴジラ(や他の怪獣たち)に対する愛に充ち満ちた作品。オリジナルに準じた音楽の使い方にも、オリジナルに対する愛と敬意がにじみ出ている。キングギドラ、モスラ、ラドンなど、怪獣てんこ盛りで、ものすごくお金をかけたB級映画という感じもするけど、だって所詮は怪獣映画なんだから、B級でいいのだ!!!
だから、家族愛なんて邪魔邪魔余分、んなもの、とってつけたように描いてくれなくて結構。大体、人類=諸悪の根源という発想で(それ自体には賛同するが)人間何万人も殺しておいて(多分、最低でもそのぐらいは犠牲になってるよね)、自分の家族だけは助けたいって、それ許されないでしょ?! ま、主役はあくまで怪獣ということで、この家族たちのルックスが非常に地味なあたり、キャスティングは適切。
それにしてもあの終わり方、なかなか気になる。ゴジラ対コングは来年公開が発表されているけど、それとはまた別のゴジラ作品も作るのかな・・・???
製作:アメリカ
鑑賞日:2019年6月2日
映画館:EDWARDS WEST COVINA STADIUM 18
ウエスト・コビナ