これは一応、戦争映画なのだろうか・・・? プライベート・ライアンを彷彿させる冒頭は、確かに戦争映画そのもの。目を背けたくなるような光景がしばし続く。この映画はずっとセリフがないのかと思ってしまった。
中盤以降は、実際の前線もあんな様子なのかもしれないが、なんとも不思議な感じ。同じ街に両軍が宿泊して、朝になると戦場に出勤(?)していく。
中心になるのはロシアとドイツの腕利きスナイパーの闘い。なんというか、兵士というよりは、ゴルゴ13のような職人。西部劇の腕利きガンマン同士の闘いみたいというか、ルパン3世でも、次元がらみでこんな話がありそう。あんまり深くないのだけれど、まあでもなかなか面白いです。
子役のGABRIEL MARSHALL-THOMSONがかわいい。JUDE LAWが格好いい。ED HARRISはえらく渋い。RACHEL WEISZは、相変わらず濃い・・・
鑑賞日:2001年3月12日
映画館:PARAMOUNT PICTURES STUDIO
ハリウッド
URL:http://www.enemyatthegatesmovie.com/