スピンオフもいくつかあるが、本家「死霊館」シリーズでは3作目にあたる、この作品。本家、スピンオフ通して、初めての劇場での鑑賞だ。当たり前だが、迫力が違う。テレビやパソコンで見ても驚かないような場面でも、劇場ならばっちり脅かされてしまって、楽しさ(?)倍増。
さすがに3作目も同じパターンでは飽きられるので、今回は単純な「悪魔憑き」ではなく、一ひねり入っている。(本物のウォレン夫妻、一体どんだけたくさんの事件を解決したんだ?!)
このシリーズはいつも、本当に真面目に作られていると思う。一作目がヒットしても、続編を作っていくうちにどんどんつまらなくなっていく映画が多い中、質の高い続編を作り続けている。もしまた続編が作られたら、必ずまた劇場で観よう。
本作ではウォレン夫妻の出会いも描かれるが、若い頃の二人を演じた役者が違和感なくて良かった。
ところで、邦題の「悪魔のせいなら、無罪。」って、どうかと思うよ。もうちょっとマシな副題、思いつかないのかね。
製作:アメリカ
鑑賞日:2021年6月5日
映画館:Regal Edwards West Covina & ScreenX
ウエスト・コビナ