この作品は、モデルになっているハワード・ヒューズなる人物について、ある程度の予備知識がないと楽しめないだろうな。事実と異なる部分もかなりあるらしいけど(映画なんだから当たり前だけど)、映画が8語ったところで、2ぐらいずつ自分の予備知識から補足していかないと、ついていけない。長ーい映画なんだけどねぇ。
DICAPRIOってアイドルっぽいイメージがあって、年取ってくるとダメなんじゃないかなと思ってたけど、これならいけるかも。というわけで、DICAPRIOのゴールデングローブ主演男優賞はわかるんだけど、作品賞受賞が妥当かどうかは・・・どうだろうな。アメリカでのハワード・ヒューズの知名度によるところが大きいような気もする。
それにしても、CATE BLANCHETTだけはちょっと、勘弁・・・。どっからどう見ても美人じゃないし、昔っからえらい老けてるし、アップになると肌も汚いし、そのくせ「なんでこんないい役?!」っていうような役柄ばっか。童顔のDICAPRIOと並ぶと、下手したら親子じゃん。実年齢は大して違わないのかもしれないけど。
一方、KATE BECKINSALEはクラシックな美人顔でかなり好み♪ DICAPRIOのキスに目を細める場面など、うっとり見とれてしまった。くっきりと黒い眉毛が、若い頃のエリザベス・テーラーを彷彿とさせる。
鑑賞日:2005年1月21日
映画館:UA CINEMA 6
マリナデルレイ
URL:http://theaviatormovie.com/