お久しぶりのメグ・ライアン。今回は得意のラブコメではなく、スポーツもの。ジャンルとしてはドラマ/コメディとなっているけど、ボクシング映画、と呼んで差し支えないと思う。
ロッキーなどのようにハードなトレーニングシーンはあまり出てこない(というか、選手じゃなくてマネージャーが主人公なんだから、当たり前か)けど、試合のシーンはかなりイケてます。特に最後の試合は、本物の試合中継のカメラのようにわざとぶれさせたり、迫力満点。まるでボクシングの試合自体を見ているかのように楽しめた。ドラマなのに、試合シーンにここまで力を入れたことに拍手したい(と、格闘技好きの私は思った)。
実のところ、メグ・ライアンは元々あまり好きじゃない。だから感情移入しにくいのだが、特にこの作品では、最後のシーンを除き、見事なまでの露出狂ぶり。TPOを無視した、クラブで踊ってる高校生か売春婦か、ってなファッションには、閉口してしまった。そんなに手術したて(にしか見えない)の胸をみせびらかしたかったのか・・・? ただ、最後のシーンがあまりにもいきなりド地味なので、これはもしかして何か意図があるのか? この衣装で何かを表現したかったのか???とちょっと考えてみたけど、やっぱりわからんかった・・・
鑑賞日:2004年2月19日
映画館:ARCLIGHT
ハリウッド
URL:http://www.againsttheropes.com/