□ STAR WARS: Episode I - The Phantom Menace

監督:GEORGE LUCAS
出演:LIAM NEESON
   EWAN MCGREGOR
   NATALIE PORTMAN
   JAKE LLOYD

 気づけば1年以上も映画館に足を運んでいなかった。しかし、こればっかりはビデオで観ては面白さが半減するだろうと思い、公開から時間が経ち劇場がすいた頃を狙って観に行ってきた。あいにく、たいして大きなスクリーンの劇場ではなかったが、それでも家庭で観るよりははるかに大画面だし、それなりに楽しめた。

 スクリーンの映像によって自分が動いているような気分になる近年流行りの乗り物のようなというか、体感型ビデオゲームのようなというか、そんな映画だった。どうせなら、IMAXシアターくらいの大画面で、映像に伴って動く座席に座って観たいもんだ。

 特にスターウォーズの大ファンというわけではないし、前3作(後3作というのが正しいのか?)の内容もかなり忘れていたが、映画が始まり聴き慣れたあの音楽が流れてくると、やっぱりわくわくしてくる。観ているうちに、固有名詞もだんだん思い出してきた。

 女王役のポートマンは、(キャリー・フィッシャーと違って?)とっても美人で良かったし、なんと言ってもルークの父の幼少期を演じるロイドが超可愛い。特撮もいいし、未来的なんだかクラッシックなんだかよくわからない戦闘シーンも笑えた。

 観た後で何が残るっていうタイプの映画じゃないし、多少、淡々とし過ぎているような気はするが、気持ちいいからOK。変なプロパガンダもなく、完璧に娯楽に徹した潔さが、かえって成功している。

鑑賞日:1999年6月24日
映画館: MURRAY HILL 4 CINEMAS
    ミッドタウン


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