おねえちゃんの行動学
その1 貧乏な時の食事
私は、あまり飲み食いには頓着しない。急いで食べるくらいなら、食べなくてもいい。独りで食べるために金や暇を使うなんぞ、もってのほか。飲み食いには、皆と楽しみながら・・・という時に限ってこだわり、独りの時は絶対に酒も飲まない。独りの時の食事は100%、何かを読みながら、パソコンに向かいながら、といった「ながら食い」になる。(片手で食べられ、値段の割に長い間、食べ続けられるフライド・ポテトやスナック菓子がGoo☆)
このこだわりのなさに貧乏が重なると、我ながらスゴイ食事で飢えをしのぐことになる。
貧乏な時の私の食事を、まともな方から思い付くままにリスト。
- お茶漬け・・・これはかなり普通。ご飯をそのまま食べるより、たっぷり水分を含ませた方が満腹になる
- ベーグル・・・日本ではあまり見かけなかったが、大きめのドーナッツのような形をした、もっちりした密度の濃いリング状のパン。胃の中で膨れるのでナイス。スーパーで1個50セント程度で買える
- スパゲティ・・・ソースの買い置きはしないし、改めてソースを買うと高くつくので、塩コショウで食べる。ガーリック・パウダーがあれば、かなりイケる
- インスタントラーメン・・・作るのが面倒なのでそのままかじる。ノンフライ麺は茹でないと美味しくない。揚げ麺はスナック菓子みたいで美味しい。粉末のたれでスープを作れば、二度美味しい
- アメリカのスナック菓子・・・日本にいた頃は、あのバラエティに富んだ美味しいスナック菓子をほとんど主食にしていた。しかし、アメリカのスナック菓子は味が異常に濃い。油もぎとぎと。さらに最近は何やら怪しい合成物質が大量に使われている。たくさん食べていると気持ち悪くなってきて、何も食べたくなくなるので、経済的。水分も一緒に取れば、なお経済的。1ドルで苦しくなれる
- 小麦粉・・・日本にいた頃、ホットケーキ・ミックスをマグカップに入れ、牛乳で溶いて電子レンジで加熱、蒸しパン状にして食べた。これは、かなりまともで美味しい。ある時、何もない冷蔵庫を開けたら小麦粉があることに気付いた。ホットケーキ・ミックスも主成分は小麦粉だろう、と思い砂糖もちょっと入れて水で溶いて電子レンジで加熱してみた。一応、食べ物には違いないものができた。飢えは、まぁ、凌げる・・・
(改訂:1998.1.1)